ギフティングは、商品を送るだけなら今日からでも始められます。その分、「送ったのに投稿されない」「投稿されたが成果がわからない」という声も少なくありません。差がつくのは、送る前の設計と、送った後の管理です。本記事では、累計3,500社が導入したインフルエンサーマーケティングツール「Astream」を運営する株式会社Aが、ギフティングを企画から効果測定まで回すための手順を、7つのステップで解説します。そのまま使える依頼DMのテンプレートと、管理表の項目例も載せています。ギフティングの定義や効果を先に知りたい方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。参考記事:【今更聞けない】ギフティングとは?やり方・効果・失敗しない進め方をマーケター視点で解説この記事でわかることギフティングの企画から効果測定までの7つの手順投稿率を上げるインフルエンサー選定と依頼DMの書き方(テンプレート付き)ステマ規制を踏まえた「PR表記」の伝え方集まった投稿を次の施策と売上につなげる方法ギフティングとは?PR案件との違いギフティングとは、金銭報酬を支払わずに商品を提供し、インフルエンサーに使ってもらうことで投稿・紹介を促す施策です。報酬を支払うPR案件(タイアップ)とは、確実性と自由度が逆になります。比較項目ギフティングPR案件(タイアップ)報酬なし(商品提供のみ)あり投稿の確実性低い(投稿は任意にすることが多い)高い(契約で投稿を約束)投稿内容の自由度高い依頼内容に沿う一度に依頼する人数数十〜数百人規模も現実的数人〜数十人が中心向いている目的UGCの量を集める、市場の反応をテストする確実な認知、訴求内容の統一PR表記投稿を依頼するなら必要必要ギフティングは、反応が良かったインフルエンサーを見つけて、次の有償施策につなげる「入口」としても使えます。ギフティングのやり方:7つの手順STEP1:目的とKPIを決める最初に「何のために送るのか」を決めます。目的が変われば、選ぶべきインフルエンサーも、見るべき数字も変わります。目的主なKPI向くインフルエンサー像新商品の認知を広げる投稿数、リーチ、保存数ターゲット層のフォロワーが多いマイクロ〜ミドル層UGCを集める投稿数、二次利用の許諾数写真・動画のクオリティが安定している発信者市場の反応をテストするコメントの中身、訴求ごとの反応差率直なレビューで信頼されている発信者有償PRの候補を見つけるエンゲージメント率、サイト遷移将来の継続起用を想定できる発信者あわせて、投稿してほしい時期、予算(商品原価+送料)、発送人数の上限も決めておきます。STEP2:インフルエンサーを選定するギフティングの成果は、選定で大きく決まります。フォロワー数の多さより、次の4点を確認しましょう。フォロワー層がターゲットと合っているか:本人の雰囲気ではなく、フォロワーの年代・性別・興味を見ます。フォロワーが実際に反応しているか:エンゲージメント率と、非アクティブなフォロワーの割合を確認します。商品と自然につながる投稿をしているか:普段の投稿テーマで商品を語っても不自然でないかを見ます。PR投稿に偏りすぎていないか:PR投稿が続くアカウントは、口コミとしての信頼が下がりやすくなります。1と2は、アカウントを外から見るだけではわかりません。Astreamのような分析ツールを使うと、フォロワーの年代・性別・興味・アクティブ率を条件に候補を絞り込めます。発送人数は、投稿が任意であることを前提に、目標投稿数より多めに設定します。初回は実際の投稿率を記録しておくと、次回からの人数設計の根拠になります。参考記事:【2026年】効率的にインフルエンサーを探す方法|目的起点で成果につなげる実践ガイドSTEP3:依頼の連絡をする連絡は、プロフィールに記載のメールアドレスか、SNSのDMで行います。事務所に所属している場合は、事務所経由が基本です。依頼文で必ず伝えるべきなのは、次の5点です。なぜあなたに送りたいのか(個別の理由)商品の特徴と、ブランドの想い投稿は任意か、お願いしたいのか投稿する場合のPR表記と、ハッシュタグ・メンションの指定投稿の二次利用をお願いする可能性があるか依頼DMのテンプレートはじめまして。○○(ブランド名)の○○と申します。○○さんの「△△」の投稿を拝見し、普段から□□にこだわっていらっしゃる方にぜひ使っていただきたく、ご連絡いたしました。【ご提供したい商品】○○(特徴を一言で)【ご投稿について】ご無理のない範囲で、気に入っていただけた場合のみで構いません【ご投稿いただく場合】「PR」または「提供」の表記と、@○○のメンションをお願いいたします【発送時期】○月○日ごろご興味をお持ちいただけましたら、お送り先のご住所・お名前をご返信ください。使い回しの文面はスルーされやすいため、「なぜあなたに」の一文だけは必ず個別に書きます。返信率を上げるコツは、こちらの記事で詳しく解説しています。参考記事:【テンプレ付】インフルエンサーへの依頼方法:返信率を最大化するDMのコツを大公開投稿内容の伝え方は、こちらで解説しています。参考記事:クリエイティブブリーフとは?インフルエンサーマーケティングで「思っていた投稿と違う」を防ぐ書き方と重要性STEP4:商品を発送する住所を受け取ったら、できるだけ早く発送します。同封するもので、投稿の質と投稿率が変わります。手書きまたは個別のメッセージカード商品の特徴や使い方をまとめた簡単な資料PR表記、ハッシュタグ、メンション先の再掲問い合わせ先個人情報(住所・氏名)を扱うため、社内での保管方法と削除のタイミングも決めておきましょう。STEP5:投稿を確認・管理する人数が増えるほど、「誰に送ったか」「誰が投稿したか」がわからなくなります。最低限、次の項目を1人1行で管理します。管理項目記録する内容アカウントアカウント名、フォロワー数、選定理由ステータス連絡済み/返信あり/発送済み/投稿済み/辞退発送発送日、商品(色や種類)投稿投稿URL、投稿日、投稿形式(フィード・リール・ストーリーズ)、PR表記の有無反応いいね・コメント・保存数、コメントの内容二次利用許諾の有無、利用範囲ストーリーズは24時間で消えるため、投稿されたらスクリーンショットを残す運用にしておきます。表計算ソフトでの管理が難しくなったら、Astreamのようにステータス管理と投稿の自動取得ができるツールへの切り替えも検討しましょう。STEP6:効果を測定して振り返る振り返りでは、全体の合計と、インフルエンサーごとの差の両方を見ます。投稿率:投稿数 ÷ 発送数。次回の発送人数を決める基準になります。反応:いいね・コメント・保存数の合計と、投稿ごとのエンゲージメント率。コスト:商品原価・送料・人件費の合計を投稿数で割った「1投稿あたりのコスト」。事業への影響:指定ハッシュタグの投稿数、ブランドアカウントのフォロワー増加、サイトの指名検索や流入の変化。反応が特に良かったインフルエンサーは、次回のギフティングや有償PRの優先候補としてリストに残します。参考記事:【2026年】インフルエンサー施策はまだ効果があるのか?SNS集客・売上への影響をデータで検証する方法STEP7:集まったUGCを活用するギフティングで生まれた投稿は、SNSで流れて終わらせないようにします。投稿者の許諾を得たうえで、次のような場所で使えます。ECの商品ページやLP(購入前の不安を払拭する口コミとして)ブランド公式アカウントでのリポスト広告クリエイティブの素材(利用条件を別途合意したうえで)Instagram・TikTok・XのUGCをまとめてサイトに掲載したい場合は、AupusのようなUGC活用ツールを使うと、投稿の収集から掲載までを一元管理できます。参考記事:UGC活用ツールおすすめ12選|企業向け主要ツールを徹底比較!成果を分けるコツと注意点投稿を依頼するなら「PR表記」は必須2023年10月1日から、ステルスマーケティングは景品表示法違反となりました。企業がインフルエンサーに投稿を依頼・指示した場合、その投稿は広告として扱われます。規制の対象は依頼した企業側です。ギフティングでも投稿をお願いするなら、「PR」「提供」など広告だとわかる表記を依頼文と同封物の両方で伝えましょう。Instagramなら「タイアップ投稿」ラベルの利用も有効です。詳しくは消費者庁のステルスマーケティングに関するページを確認してください。投稿内容を縛りすぎない細かい指定を増やすほど、ギフティングの強みである「本人の言葉での口コミ」が弱まります。伝えるのは、PR表記・メンション・訴求してはいけない表現(薬機法など)など、守ってほしいルールに絞ります。「送る人数」より「送る相手」を優先するフォロワー数だけで大量に送ると、投稿されてもターゲットに届かず、コストだけが増えます。フォロワー層が合うマイクロ〜ミドル層に絞ったほうが、投稿の質も反応も安定しやすくなります。参考記事:ナノインフルエンサーとは?起用すべきケース・費用感・失敗しない考え方を解説結果を「次のリスト」にするギフティングは一度きりだと、毎回ゼロから候補探しになります。投稿してくれた人、反応が良かった人、辞退した人を記録して残すと、回を重ねるほど選定の精度と投稿率が上がります。よくある質問Q. ギフティングは何人に送ればいいですか?目標投稿数と、想定する投稿率から逆算します。投稿は任意のため、目標より多めに送ります。初回は少人数で始めて自社の投稿率を測り、次回からの人数設計に使うのが確実です。Q. ギフティングにもPR表記は必要ですか?企業が投稿を依頼・指示する場合は、広告として扱われるため必要です。依頼文で「PR」「提供」などの表記をお願いしておきましょう。Q. ギフティングで投稿されないのはなぜですか?多い原因は、商品とインフルエンサーの投稿テーマが合っていない、依頼文が定型文で「なぜ自分に」が伝わらない、の2つです。選定と依頼文を見直すと、投稿率は改善しやすくなります。Q. ギフティングの効果はどう測りますか?投稿率、1投稿あたりのコスト、投稿ごとのエンゲージメント率を基本に、指定ハッシュタグの投稿数やサイトへの流入の変化もあわせて見ます。Q. ギフティングの投稿を自社サイトで使ってもいいですか?投稿者の許諾が必要です。依頼の時点で二次利用の可能性を伝え、投稿後に利用範囲を確認してから掲載しましょう。まとめギフティングは、次の7手順で進めます。目的とKPIを決めるフォロワー層でインフルエンサーを選定する「なぜあなたに」を伝えて依頼するPR表記の案内を添えて発送する投稿を1人1行で管理する投稿率・反応・コストで振り返る許諾を得てUGCをサイトや広告で活用する「送って終わり」にせず、結果を次回の選定とUGC活用につなげることで、ギフティングは回を重ねるほど成果が上がる施策になります。インフルエンサーマーケティングツール「Astream」とはAstream(エーストリーム)は、株式会社Aが提供するインフルエンサーマーケティングツールです。累計3,500社に導入されています。ギフティングでは、特に次の場面で役立ちます。選定(STEP2):国内200万アカウントから、30を超えるフィルター(フォロワーの年代・性別・興味、アクティブ率など)で候補を絞り込み管理(STEP5):リストアップからステータス管理、投稿の自動取得まで一元化振り返り(STEP6):施策全体とインフルエンサーごとの数値を自動でレポート化集まったUGCをサイトやECで活用するには、UGC活用ツール「Aupus(オーパス)」もあわせてご検討ください。「3分でわかるAstream」サービス資料ダウンロードAstreamの機能、活用シーン、導入実績、料金プランを3分で把握できる資料です。社内でのツール比較・検討にもご活用ください。%3Cscript%20charset%3D%22utf-8%22%20type%3D%22text%2Fjavascript%22%20src%3D%22%2F%2Fjs.hsforms.net%2Fforms%2Fembed%2Fv2.js%22%3E%3C%2Fscript%3E%0A%3Cscript%3E%0A%20%20hbspt.forms.create(%7B%0A%20%20%20%20portalId%3A%20%2220993864%22%2C%0A%20%20%20%20formId%3A%20%225e2b9cc3-fc64-4e08-8293-ae9e8ca9a8d9%22%2C%0A%20%20%20%20region%3A%20%22na1%22%0A%20%20%7D)%3B%0A%3C%2Fscript%3EAstream 無料トライアルのお申し込み競合が起用しているインフルエンサーのフォロワー層を、実際に調べてみてください。トライアル開始時のお支払い情報入力や、終了後の自動申込はありません。「3分でわかるAupus 2.0」サービス資料ダウンロードフォーム送信後、すぐにダウンロード可能です。→「Aupus 2.0」お問い合わせ・お見積もりはこちらから%3Cscript%20charset%3D%22utf-8%22%20type%3D%22text%2Fjavascript%22%20src%3D%22%2F%2Fjs.hsforms.net%2Fforms%2Fembed%2Fv2.js%22%3E%3C%2Fscript%3E%0A%3Cscript%3E%0A%20%20hbspt.forms.create(%7B%0A%20%20%20%20portalId%3A%20%2220993864%22%2C%0A%20%20%20%20formId%3A%20%223d9985f1-c82f-411d-875c-335e98ab64d0%22%2C%0A%20%20%20%20region%3A%20%22na1%22%0A%20%20%7D)%3B%0A%3C%2Fscript%3E株式会社A(エース)について・会社名:株式会社A・代表者:代表取締役CEO 中嶋泰・設立日:2017年2月・所在地:〒150-6139 東京都渋谷区渋谷2-24-12渋谷スクランブルスクエア39F・URL:https://acetokyo.com/当社は『人の可能性に光を当てる』をミッションに、インフルエンサーマーケティングのリーディングカンパニーとして、主にファッションブランド様やコスメブランド様の成長をサポートして参りました。CAGR(年平均成長率)30.3%の推移で急拡大するインフルエンサーマーケティングの市場において企業様が持つブランドが「自社の商品の魅力を120%引き出してくれる、最適なインフルエンサーに出会える」ことを叶えていくということを基本的な行動指針とし、透明で実直なインフルエンサーマーケティングのプロフェッショナルとして、企業様のパートナーとなり確かな信頼を生活者と築いていくことを支援し続けます。